医療サービスは下世話な話になりますが、極論を言えばお金で治療が買うことができる商品ともいえるのです。病院が医療・病院のサービスを売り、患者は医療・病院を買う消費者と看做せます。ということは、患者はよい商品(医療・病院)を選択する確かな眼力をもたなければならないと言えます。
私たちは、例えばパソコンを購入する時、メーカー、デザイン、価格、機能、拡張性、アフターサービスの充実度など、さまざまな商品の要素を見比べながら、もっともコストパフォーマンスの良い自信に最適な商品を買っている筈です。医療・病院のサービスを買うときも、同じ思考で臨むことができないだろうか、という疑問がここで沸き起こります。
病院内情報の分析手法「ベンチマーク」とは何か
たとえば、病気によって治療成績が病院により異なるのは当然のことです。それは病院によって医療スタッフの質やスキル、そして、手術経験の数に大きな違いがあるからです。また、入院日数にも差があるのもまた当然です。以上のように病院内情報を一つひとつ検証して比較する分析手法を「ベンチマーク」と言われているものです。ひこの「ベンチマーク」はアメリカの病院経営では一般的で、そのデータの一部は患者に公開されています。