第三に、治療のリスク(危険)をきちんと書いていない本は要注意です。
人間の体にメスを入れて手術を行ったり、薬という化学物質を使用する場合、それが医療・病院での治療というものですが、医療には必ずリスクが伴うものです。そして、どんな治療法にもリスク(危険)があるのが当然と考えてください。本を読んでいて医療・病院での治療のそのリスクがきちんと説明されていない本は信用できない本だと看做して間違いありません。また、本を売るために、なるべく医療・病院の治療に関するリスクを余り感じさせることがない表現にとどまっている本が多いのが現状です。病気になった患者は、病気だというだけで気持ちが落ち込むものです。そのために、このような本は医療・病院で治療を受けている患者に不安を感じさせないようにいらぬ配慮し、工夫もされていますので、そのような本は全く信用できない本なのです。
それとは裏腹に、医療・病院での治療に関するリスクを科学的に包み隠さずに率直に書いている本こそが患者のためを第一に考えている良書と言えます。